満月が近いとなぜか体調不良になりやすい
満月の日は決まって頭痛がひどい
など、満月の影響を感じたことはありませんか。
この記事では満月が人体になぜ影響を及ぼすのかをお伝えし、起こりやすい症状を紹介します。
満月の影響を受けやすい人の特徴や、やってはいけないこともお伝えするので、参考にしてみて下さい。
満月の影響はなぜ起こるのか?
月には地球を引っ張るという「引力」が働いており、そのパワーは科学的にも証明されています。
潮の満ち引きを起こし地球に大きな影響を及ぼしている月の特別なパワーが、偉大であることは言うまでもありません。
今から2,000年前に書かれた中国最古の医学書には「人体も月に影響される」と書かれています。
それはなぜか、人間の身体の60%〜70%が水分でできているからです。
満月の日はだるい、頭痛がするなど不快な症状が出やすい時期ですが、実は体を整えるための大事な過程であり、良い反応が起こっているとも言えます。
水分の多い人体は月の引力を非常に受けやすいので、月の周期に沿った過ごし方、体作りが大切でしょう。
科学的な観点だけではなく、東洋医学の面からも満月の日と体調の深い関係がお分かり頂けたのではないでしょうか。
満月の影響を受けやすい人の特徴とは?
満月が近づくとイライラしたり、症状が出やすい人もいますが、かと言って全く症状がないという人もいます。
とはいえ地球や海、川でさえ動かせるほど強い力なので、満月の影響を全く受けないという人の方が珍しいだろうと思われます。
つまり満月の影響を受けやすいのはどういう人かというと、感受性の強く繊細なタイプと言えるでしょう。
自分の体調や精神面に敏感で、ちょっとの変化も見逃さない人、不調を感じやすい人は特に当てはまります。
受動的、女性的な感性を持った人も影響を受けやすく、またスピリチュアルな現象を信じやすい人もその傾向があるでしょう。
特に女性は生理周期が満月の周期と似ている点からも、生命的な繋がりが深く満月の影響を受けやすいのかも知れません。
満月の日に起こりやすい5つの症状
月の引力によって影響を受けやすい人体ですが、特にどういう体調不良が起こりやすいのでしょうか。
主に起こりやすい症状は次の5つです。
満月の日に起こりやすい症状:頭痛が起こりやすい
満月もしくは満月の前後に起こる頭痛を「満月前症候群」と言います。
満月の時期は、ホルモンの影響で血管が拡張することで片頭痛が出やすくなるので、頭痛に悩まされることが増えるでしょう。
逆に新月では緊張性頭痛が出やすくなるので、偏頭痛持ちの人は体調管理に注意が必要です。
特に、満月の夜は寝不足にならないように気を付けましょう。
満月の日に起こりやすい症状:眠気、倦怠感
満月の時に倦怠感や強い眠気を感じてやる気が出ないという人も多いのではないでしょうか。
実はこの眠いという症状も、満月に起こりやすい症状の1つです。
特に疲れることをしていないにもかかわらず、体がだるいという症状の人もいるでしょう。
またなぜか眠れない症状が起こる人もいるので、満月が体に及ぼす影響は人それぞれなのかも知れません。
満月の日に起こりやすい症状:イライラしやすい
満月に起こる症状としてイライラしやすい、攻撃的になるという人もいます。
満月は潮の満ち引きに関係しており、人体にも大きな影響を及ぼすため、ホルモンが左右されて精神的な不安を感じやすいのでしょう。
出産が増えたり、出血傾向が出たりするのも、満月が近づいている証です。
いつもは何でもないことでイライラしたり、喧嘩しやすい時期でもあるので、家族や友人へ不満をぶつけないように気を付けましょう。
満月の日に起こりやすい症状:食欲旺盛になる
「いつもよりたくさん食べたい」そう感じたら、満月が近づいている証かも知れません。
満月の日は普段よりも吸収率がアップしパワーを取り込もうとするので、食欲が旺盛になりやすい時期です。
また満月の日は心が不安定になりやすい時期でもあるので、それを紛らわす意味でも、食欲旺盛になってしまうとも考えられます。
満月の日に起こりやすい症状:生理が始まりやすい
女性の生理周期は平均28日~35日と言われており、満月の周期約29.5日とほぼ一緒であることが分かります。
そのため、月の経過と同じ=月経と呼ばれているそうで、昔の人は満月の夜から生理が始まるとよく言っていました。
女性全てに当てはまるという訳ではありませんが、満月と生理サイクルには深いかかわりがあることは間違いではないでしょう。
満月の日にやってはいけない3つのこと
満月の日や前後数日は頭痛などの体調不良が起こりやすいので、体調面などに気を付けて過ごさなければいけません。
特に満月の日にやってはいけないことをお伝えします。
寝不足
偏頭痛持ちの方をはじめ、満月の日に頭痛が起こりやすい人は、寝不足に注意しましょう。
寝不足は頭痛を引き起こしやすく、体調不良の原因にもなり得ます。
体からのサインを無視して頑張りすぎると、余計に体調悪化を引き起こして悪循環につながることも。
満月の日は、ゆっくりお風呂に浸かったりリラックスしながら、早めに就寝することをおすすめします。
暴飲暴食
満月が近づくと、気分の抑揚が激しくなり、つい食欲に走ってしまうという人もいるでしょう。
しかし過度のカロリー摂取をはじめ、脂っこい食事やお酒の飲みすぎなどは禁物です。
満月の頃はエネルギーが充満していて活性化しやすい時期でもあるので、むくみやすく太りやすい傾向があります。
そんな時に暴飲暴食を繰り返すことで余計に体調悪化を引き起こしかねません。
それよりも、無理のない範囲でウォーキングや軽い運動で汗を流すのがおすすめです。
脂っこい食べ物は避け、消化の良い食事も心がけましょう。
ストレスを溜めない
満月が近づくと感情の起伏が大きくなり、ついイライラしたり怒りっぽくなる人も多いのではないでしょうか。
そんなストレスが溜りやすい時期には、できるだけ無理しないように静かに過ごすことが大事です。
ネガティブなことはなるべく考えずに、リラックスしておだやかに過ごす、これが満月の不調を上手く乗り越える秘訣です。
満月の日をうまく過ごすためには
満月の影響を受ける、受けないにせよ、満月は毎月訪れる日です。
地球や宇宙のパワーが最もみなぎっている満月の日は、その影響をうまく取り込むことで良い気をもたらしやすくなります。
例えばパワーストーンのアクセサリーを身に付ける、ピカピカに磨くのも効果的です。
ストーンを持つことによって満月の強いパワーを吸収し、新しい力がみなぎるきっかけになるでしょう。
また満月の日は体に栄養分を吸収しやすい時期でもあるので、むくみが起こりやすくなります。
好きな音楽を聞いたりマッサージしたり、自分をいたわってあげて下さい。
満月の夜は、いつもより早くベッドに入り、夜空に輝く満月や星をゆっくり眺めるのもおすすめです。
まとめ
今回は、満月の日に起こりやすい症状とやってはいけないことをお伝えしました。
満月が持つパワーは、スピリチュアルだけではなく科学的にも証明されており、思っているよりもはるかに影響が大きいことが分かったのではないでしょうか。
もちろん影響を受けやすい人とそうでない人がいますが、満月の夜はゆっくりと自分をいたわる時間を作ってあげて下さい。
無理はせずに、自分が一番ゆっくり過ごせる方法を見つけてストレスフリーな時間を過ごしましょう。